近年周囲の少年たちが、

私の幼少期に比べてだんだんと「特撮作品」に触れなくなっている。

最近そう感じてなんだか少しアンニュイな住吉店西村です。

私が子供の頃は毎週土曜日の夕方5時半から6時半のロボット・特撮の放映時間には

テレビの前で正座待機、時には夕食も取りつつ視聴し

その興奮冷めやらぬ翌日、日曜の朝6時半から10時まで、

いわゆる「ニチアサ」や「スーパーヒーロータイム」と呼ばれる

特撮・アニメが連続して放映される時間帯は頑張って早起きし…

個人的特撮二大巨塔ともいえる

「ウルトラマン」「仮面ライダー」は鬼のように見続けていました。

次点で「スーパー戦隊シリーズ」（いわゆる〇〇レンジャー）も追ってましたね。

特に前者二大巨塔（個人の意見です）に関しては、

当時から自他ともに認めるヲタク君特有の記憶力を如何なく発揮。

平成初期世代なのですが、それ以前の昭和の作品たちも一通りはわかります。

特に「ウルトラマン」シリーズに至っては写真を見せられただけで

キャラ名、必殺技、鳴き声（怪獣）、出演作品。

ここまですべてスラスラ出てました。神童レベル（母談）だったようです。

今ではあまり日の目を見ない能力にはなりますが

他のことに応用できなかったんでしょうかねその記憶力。

今では立派に買い物から帰った後

買い忘れに気づいて見事なUターンをかましています。

さて、そんな平成初期特撮ヲタク（ライト層）な私ですが、

先日兵庫県立美術館でこんな催しがあることを知りました。

ウルトラマンシリーズの展覧会です

ちなみに、開催されている事を知ったのは「開催終了2週間前」でした。

月曜日は多くの美術館が閉館しているので実質訪れるチャンスは月に二度のみ。

なので覚悟を決め飛び込んできました。

もちろん消毒液持参、二重マスク装備、朝イチの検温は欠かさずに

ソーシャルディスタンスを保つため一人で行きました。

密になりますからね。無言でもあるために。

決して誘える人がいなかったとかではないです。断じて。ええ。

ド平日の昼間なのでほかのお客さんは数人程度、無事密回避成功でした。

（すべて撮影許可済み）

いやぁ‥‥いいですね。

青春（というより少年？幼年？）の思い出がよみがえります。

この筆舌に代え難いこの感動を語れる人が周囲に一切いないのがまた悲しい。

このグッズの「バージョン違い」について語れるレベルの知人は、

今思いつく限り母の同級生の息子さんただ一人しかいないので

新規開拓頑張ろうかしらと思う今日この頃です。