賑やかなのが得意じゃないクセに全くの無音なのも苦手という

とんだ曲者、甲南店西村です。

いわゆる「集中できる作業環境」って人により違いがあり、

全くの無音がよかったり、適度な「雑音」があった方が集中できたり。

凄い個性出ると思うのですがどうでしょうか。

ちなみに私は適度な雑音が必要派です。

なので、というわけでも別段ないですが

美術館系統は基本月曜日が休館日と

中々タイミングが合わなかったこともあり

今までシンとした美術館にはあまり行ったことがありません。

「ザリガニの模型にパイルダーオンし捕食体験を楽しむ」事を目的に

地元の琵琶湖博物館の体験コーナーへ入りびたった程度です

（今はリニューアルにつきもう無いのが残念でなりません）

そんな私ですが、意を決し先日県立美術館で鑑賞デビューしました。

ゴリゴリ雑音まみれの展示を観てきました。

とはいえ、ただのアニメーションの展示だけだはありませんでした

そこにあったのは日本アニメ界の巨匠、

御大将こと、富野由悠季監督の生い立ちや思考の片鱗たち。

アニメーションを只の「動く漫画」としてではなく

「フィクションであるが故に非現実を表現できる映画」

として作ろうとする姿勢には何か打たれるものがありました。

それは監督自身の幼少期からの生い立ちや

少年期の制作物からも見て取ることが出来ました。

「他人から見れば『ただの絵だ』と卑下されてしまう時代であっても、

信念や信条を貫けばいつか巨匠と呼ばれる存在に誰でもなりうる」

そんな一貫した高貴な姿勢が十二分に伝わってきました。

見習いたいものです。

平凡だと思いがちな日常でも、確固たる思いを持って過ごせば

いつか巨匠と呼ばれる素晴らしい存在になれるのかもしれません

呼ばれてみたいものです。なってみたいです。巨匠。

そうなれば関連グッズも作られて尊敬されるのでしょう・・・

尊敬され・・・・

・・・巨匠イジられ方エグくない？？

流石レジェンドです。圧巻。